函館の歴史は「大火」と切り離しては語れない。海の中に突き出したような地形は、風の通り道となり、一度火が出ると、その勢いは市街地をなめつくすまで収まらない。1907年の大火は、市内約20町を焼失させた火災で、死傷者1000人を超える大惨事となった。
現在、函館市元町にある「旧開拓使函館支庁書籍庫」は、1880年の建築で、当時としては珍しいレンガ造り2階建て。1907年大火では、旧開拓使函館支庁の建物が全焼したにもかかわらず、この書籍庫だけは焼け残り、「火災に強いレンガ造り」を実証した。レンガは、旧上磯町(現北斗市)のレンガ工場で明治初期に作られたものといわれている。
しかし、その後も函館の大火は相次いだ。中でも、1934年3月21日の「昭和9年大火」は、市内各所で発生した漏電が原因となり、20メートルを超える強風で燃え広がった。死者は2100人超という最悪の火災に。
今、函館の街は防火対策のためのグリーンベルトなどが整備され、近年は大きな火災が発生していない。
【住所】
函館市元町12-18
【TEL】
0138-21-3323
【料金】
外観見学自由
【営業時間】
外観見学自由
【交通アクセス】
電停末広町下車 徒歩8分>
【Map】
41.76515, 140.709543









